美津和タイガー社のバットの特徴は何と言ってもJ-Grip(Jグリップ)でしょう。グリップ部分が楕円形になっているのと、グリップエンドはバットに対して角度がついているので、初めてJグリップを見た方はびっくりするでしょう。
今回はこのJグリップを紹介したいと思います。
Jグリップとは?
Jグリップは日本で美津和タイガーが販売していますが、2009年あたりからアメリカでAXBATS(アックスバット)として発売されています。
AXBATSはレッドソックスで活躍している、ムーキー・ベッツ選手も使っていて、MLBでも使われているバットになります。
Jグリップの特徴
グリップ(コントロール性UP)
人間工学に基づきデザインされたJグリップは、グリップが楕円形になっているので、従来のグリップよりも、握る面積が広く、しっかりと握れることによりバットのコントロール性が上がります。
スイング(スピードUP)
Jグリップによって、バットのバランスを自然に体感できます。リラックスした始動から、グリップエンドの丁度よい角度によって、手首をスムーズに回転させることができるので、大きく振り抜くことができ、スイングスピードが上がります。
インパクト(パワーUP)
しっかりとグリップを握れることにより、インパクト時の衝撃に負けにくく、打撃時の遠心力・回転力をボールに伝えることによってパワーUP効果があります。
ケガの軽減(安全性)
グリップエンドの内側に突起がないので、スイング時に握る手に負担がかかりにくくなっています。局所的な神経の損傷や有鈎骨骨折などのケガのリスクを減少させます。
従来のバットなら、この部分に負担がかかります。
このグリップエンドの突起がないことにより、衝撃を緩和できます。
ミート幅を拡大するスイング
グリップをしっかり握れることにより、バットとの一体感があり、自然と理想のフォームでスイングすることができます。このスイングによってヘッドが下がらずスイングスピードが上がり、地面とのバット角度が水平になり、ミートの幅が拡大します。
Jグリップバットの評価
実際に初めてこのJグリップを見たときは、こんなグリップ握りにくいやろと思いましたが、握った瞬間に手にフィットしていると感じました。素振りをしてみたら、すごい振りやすかったです。しっかりバットを握れて力が逃げないような感じで、手首の返しがとてもスムーズでした。実際にボールはまだ打ってないのですが、素振りの感じではとてもいいグリップでした。
実際にボールを打ったらまたここで紹介したいと思います。
Jグリップ搭載軟式複合バット!レボルタイガー”iota”の紹介です。